輸入車のコーディングでできること -ポルシェ編-
ポルシェのコーディングでできることを解説します!

ポルシェのカスタマイズコーディングを徹底解説!
自分好みに設定が可能な輸入車のカスタマイズコーディング。今回はポルシェに施工する機会があったので、ガッツリとご紹介します!
輸入車のカスタマイズコーディング
コーディングとは
「コーディング」と検索すると、コンピューター、アプリなどデジタルの物のプログラミングという意味がHITするのではないでしょうか。それを自動車でいうと「コンピュータ内部の設定をプログラミング(書き換え)して、ユーザー好みの設定に変更する」という事となります。
輸出する国に向けた仕様が予めECUにインストールされており、「海外仕様の設定を呼び起こす」という言い方もできます。
ポルシェもコーディングできるの?
欧州車の多くはコーディングによる設定変更が可能で、ポルシェも対応しております!
ただし当店ではBMWやベンツ、特にMINIでの施工実績は多数ですが、ポルシェは現在のところマカンのみでの作業実績となります。よって今回ご紹介する内容でも車両に繋げての内容確認となり、車両によってはご紹介している内容でも施工できない場合がございます。
施工できる車種・内容は下記リンクよりご確認ください。
ポルシェ純正診断機によるコーディング
当店でできるコーディングは欧州車全般でわりと一般的な設定項目となります。
富山県内のポルシェ専門店の方にお聞きした話ですが、通常のディーラーにあるようなポルシェ純正診断機ではカスタムコーディングが一切できない仕様であるものの、“ロック解除された診断機”では、例えば下記に紹介するような「PADMの作動キャンセル」なども可能です。
ポルシェにカスタマイズコーディングしてみました
今回はマカンに繋いでのご紹介です。年式により標準でONになっているものや上記リンクに記載されているものでも施工不可の項目もあったりと、実際に繋いでみないと何が変更できるのか回答できかねます(^_^;)
私はMINIの一般的なコーディングについては経験豊富な方だと思っているのですが、実際にポルシェのコーディングをしての印象は、「BMWより、慎重に作業をする必要がある」と感じております。
不慣れな同業者の方、またご自身でのDIYプラグインコーディングは全くおすすめしません。

TVアクティブ ON
走行中のUSB動画再生が可能となります。DVDデッキが無くても、これで同乗者も退屈しません!
当店ではMP4動画で作動を確認しております。BMWでも再生できるので、欧州車はMP4が一般的なのでしょう。
アイドリングストップ設定の前回記憶
エンジン始動毎にアイドリングストップがONになるのを、一度OFFにすると状態キープとしてくれる設定です。「デフォルトOFF」も可能ですが、こちらの前回記憶の方が使い勝手良さそうなのでおすすめしております。


デイライト常時点灯 ON・OFF切り替え
デイライトの常時点灯ONができます。
デイライトONがデフォルトの年式に「OFF」し、下記のON・OFFメニュー表示と組み合わせて任意タイミングで点灯させる事も可能です。
デイライトON・OFFメニュー表示
デイライトのON・OFFがメニュー内のコマンドで操作可能です。
上記で常時ONが可能ですが、チェック項目を追加した方が任意タイミングで点灯できるので、通常ではこちらの方が使い勝手が良さそうです。


ワンタッチウインカー作動回数変更
デフォルトでは3回となっているワンタッチウインカー。
1~5回で任意回数での設定が可能です。
ロック時ミラー格納 表示ON
デフォルトONの年式もありますが、車両ロック時にドアミラーを自動格納するように設定できるチェック項目を追加します。
BMWやMINIではけっこうご依頼あります。


リバース時ミラー下降 表示ON
リバース時に助手席ミラーの角度を下降できるように設定できるチェック項目を追加します。
こちらもデフォルトON年式があります。
ハイウェイライト設定
140km/h以上の走行で安全の為にヘッドライトが自動点灯するのですが、デフォルトでONのところをOFFに設定が可能です。噂によると、一度点灯したら停止まで点きっぱなしだとか?
この項目はサーキットを走る方向けですね。走らなくても「他項目設定ついでにOFF」しておく人がいるかも?


オートライト感度調整
オートライトの感度を調整できます。
標準状態ではとても早い点灯なので、BMWやベンツ同様に鈍感にされたい方が多い事でしょう。
当店で施工不可なコーディングの例
- パワーステアリングプラスの解放
- PADM(電子制御エンジンマウント)の警告灯キャンセル
- TPMS(空気圧モニター)の作動キャンセル
- クロノメーターイルミネーション設定
- シートベルト警告音の消去(平成17年10月以降生産車は車検NGとなる為)
できるはずの内容であっても、車両に接続してみて「通信不良」で設定できない可能性もございます。
実際にこの車両は「G-Force項目表示ON」を設定したはずが表示されなかったです。
遠方から来られて、もしもコーディングが不可だった場合にはごめんなさい!
ポルシェのコーディング施工料金(税込価格)
- 基本料金 3,300円 各ECUにエラーが無いかを診断します
- TVアクティブON 16,500円
- その他項目 6,600円/一項目あたり
上記はポルシェの施工価格です。基本料金として最初にECUにエラーが無いかを診断します。
「エラーが無く、施工可能」と判断した上でのコーディング施工となり、基本料金+施工料金がお支払い価格となります。
コーディングが成功した場合のみ料金を頂戴しております。
- リコール作業やバージョン更新でもし設定が消えてしまっても、ユーザーが替わった場合を除いて当店に作業履歴がある項目については再設定を2回までかつ6年間のどちらか早い方まで無料で全項目を再設定いたします!
- 6年~12年以内 複数項目の再設定 11,000円
施工完了時に明細書をお渡しするので、明細書が保証書代わりとして必要となります。

充分な台数経験を積む間、しばらくは
基本料金3,300円を無しで施工いたします!
まとめ
今回はポルシェのコーディング内容についての解説しました。
自分好みのカスタマイズで、より使いやすいカーライフにお役立ていただけるものと思います!
当店ではMINIに比べてポルシェのコーディングはまだまだ経験不足ではございますが、ポルシェのコーディングに知識のある整備工場も少ないのではないでしょうか。もちろん専門店には敵わないものの、近隣他店では行わないであろう、このような作業もしております。新しくご入庫いただくお車で私も日々勉強させていただいており、今回は記事にできるほどの経験値を積む事ができました。
慣れるまでは3,300円OFFで施工しておりますので、是非お問い合わせください。
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この記事を書いた人

ゆう@GALAP
ディーラー整備の経験もあり、当時はまだ珍しい国家一級自動車整備士資格取得をキッカケに富山県での自動車整備資格講習の外部講師経験もある整備歴約20年のベテラン。CT9AとMINIはオーナー歴13年以上で、特に詳しい。
Webデザインの知識も少しあり、HP内に大好きな亡き看板犬を登場させがち。

